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徳育週間の取組



 毎月1回行われる徳育週間の取組について紹介します。
 5年生の道徳では、「森の絵」というお話で「役割」を果たすということについて考えました。お話は、クラスで劇をすることになったが、第一希望の役にはなれず、道具係となったえり子が、投げやりに仕事に取り組んでいたところ、衣裳係として慣れない手つきで刺繍に一生懸命取り組む文男らの様子を見て、自分の役割に全力で向かうようになるという内容です。



 お話を読み終えてから、「自分のやりたくない役割をやらなければいけないとき、どうすればいいか?」という「問い」について「対話」をしながら考えました。
 最初は、やりたくない役割をすっきりした気持ちでやるのは難しく、我慢してやる、仕方なくやるという考えが大勢でした。



 これまでの経験から、本音としては「仕方ない」という気持ちがあるけれど、やらなければいけないのだろうと考えたのだと思います。
 ところが、「対話」を通して、ただ「仕方ない」「我慢する」ではなく「みんなのために」と考える、本当に困っているのならば相談する、前向きにとらえて自分の役割を楽しむようにすることが大事、みんなが納得するような役割の決め方がいい、といった考えに変わっていきました。
 清里小学校では、このように学校で学んだ道徳の学習について、家庭で話し合ったり、コメントをいただいたりします。


2020年05月22日